○議長(
田中武夫君) ご異議なしと認めます。よって、議第7号は原案のとおり可決されました。 議第8号に対し討論はありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
田中武夫君) 討論ないものと認め、採決いたします。 本件に対する委員長の報告は可決であります。本件は委員長の報告のとおり決することにご異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
田中武夫君) ご異議なしと認めます。よって、議第8号は原案のとおり可決されました。 議第12号に対し討論はありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
田中武夫君) 討論ないものと認め、採決いたします。 本件に対する委員長の報告は可決であります。本件は委員長の報告のとおり決することにご異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
田中武夫君) ご異議なしと認めます。よって、議第12号は原案のとおり可決されました。 議第24号に対し討論はありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
田中武夫君) 討論ないものと認め、採決いたします。 本件に対する委員長の報告は可決であります。本件は委員長の報告のとおり決することにご異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
田中武夫君) ご異議なしと認めます。よって、議第24号は原案のとおり可決されました。 議第25号に対し討論はありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
田中武夫君) 討論ないものと認め、採決いたします。 本件に対する委員長の報告は可決であります。本件は委員長の報告のとおり決することにご異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
田中武夫君) ご異議なしと認めます。よって、議第25号は原案のとおり可決されました。 議第29号に対し討論はありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
田中武夫君) 討論ないものと認め、採決いたします。 本件に対する委員長の報告は可決であります。本件は委員長の報告のとおり決することにご異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
田中武夫君) ご異議なしと認めます。よって、議第29号は原案のとおり可決されました。 9番
石倉議員の退席を求めます。 〔9番
石倉刻夷君 除斥〕
○議長(
田中武夫君) 議第34号に対し討論はありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
田中武夫君) 討論ないものと認め、採決いたします。 本件に対する委員長の報告は可決であります。本件は委員長の報告のとおり決することにご異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
田中武夫君) ご異議なしと認めます。よって、議第34号は原案のとおり可決されました。
石倉議員の除斥を解除します。 〔9番
石倉刻夷君 入場〕
○議長(
田中武夫君) 議第42号、議第43号、議第44号の3件に対し討論はありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
田中武夫君) 討論ないものと認め、採決いたします。 本3件に対する委員長の報告は可決であります。本3件は委員長の報告のとおり決することにご異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
田中武夫君) ご異議なしと認めます。よって、議第42号、議第43号、議第44号の3件は原案のとおり可決されました。 議第46号に対し討論はありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
田中武夫君) 討論ないものと認め、採決いたします。 本件に対する委員長の報告は可決であります。本件は委員長の報告のとおり決することにご異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
田中武夫君) ご異議なしと認めます。よって、議第46号は原案のとおり可決されました。 議第55号に対し討論はありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
田中武夫君) 討論ないものと認め、採決いたします。 本件に対する委員長の報告は可決であります。本件は委員長の報告のとおり決することにご異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
田中武夫君) ご異議なしと認めます。よって、議第55号は原案のとおり可決されました。
~~~~~~~~~~~~~~~
△日程第2
○議長(
田中武夫君) 日程第2、議第9号から陳情第2号までの17件を
一括議題として、
文教福祉委員長の報告を求めます。
梅林守文教福祉委員長。 〔
文教福祉委員長 梅林 守君 登壇〕
◆
文教福祉委員長(梅林守君) おはようございます。
文教福祉委員長報告をいたします。 去る3月1日に開議された本会議において、本委員会に付託された議案その他について、9日に委員会を開催し、審査を行いました。その審査結果と経過を報告いたします。 議第9号、議第13号、議第15号、議第16号、議第17号、議第18号、議第26号、議第36号、議第37号、議第38号、議第48号、議第49号、議第50号、議第56号、以上議決案件14件につきまして、議第13号、議第15号、議第16号、議第18号、議第26号、議第38号、議第48号、議第49号、議第50号、議第56号は
全会一致、議第9号、議第17号、議第36号、議第37号は賛成多数により執行部提出原案どおり可決すべきものと決しました。 以下、経過を報告いたします。 議第9号安来市
国民健康保険税条例の一部を改正する
条例制定については、
国民健康保険税率の改定について、近年の医療費の増加、被保険者の減少、国保税の減により平成26年度からは基金の取り崩しで対応せざるを得ない状況となっている。市として特定健診の周知等を行い、医療費の抑制に努めているが、
国民保険税率の10%程度の引き上げを必要とする
国保運営協議会の答申を受け、検討の結果、
本市条例の改正が必要となったと説明を受けました。 この制度をどうやって維持していくのかという視点で考えると、現時点では税率の改正は認めざるを得ない。これから医療費をどうやって削減していくかということに市として重きを置き、とにかく医療費の抑制、病気の早期発見、予防という観点を充実してほしいという要望をしております。 議第38号平成28年度安来市
介護保険事業特別会計予算については、平成27年度の収支状況をもとに各種の歳入歳出の減額を行い、対前年6,000万円減の
予算規模としており、大型の予算については
例年どおりである。主な変更点は、28年度は認知症の
初期集中支援チームを
包括支援センター内に委託する費用、今後計画していく
総合事業の実施に向け検討するための費用、また医療、
介護連携に向けた費用を計上していることであるとの説明を受けました。 委員からは、認知症の
初期集中支援チーム等新しい制度に向けた取り組みがいよいよ本格的に動き出すと思っている。介護については、本人もさることながら、やはり家族の負担が大きくなる。これから対象者がふえていくと思われるが、年次的に状況を把握し、市全域的に広げていきながら積極的な取り組みをしてもらいたいと意見が出ました。 議第26号安来市
いじめ問題対策連絡協議会等設置条例制定については、
いじめ防止対策推進法の規定に基づき、いじめの防止等のために、またいじめによる重大事態が発生した際の必要な組織の設置についての詳しい説明を受けました。委員からは、いじめ防止には学校現場の職員がいかに早い段階で察知し、動くかということが一番重要であるため、いじめの未然防止ということがきちんと機能するような組織の運用の仕方をしっかり考えていただきたいこと、また担任教諭だけではなく、対応が困難なときには市全体の学校で相談し、対処することができるような体制づくりをお願いしたいなどの意見が出ました。 議第56号安来市
乳幼児等医療費助成条例の一部を改正する
条例制定については、助成の範囲を中学校3年生まで拡大するものであり、4月から施行されるということで余り時間がないが、せっかくのよい取り組みであるので、医療現場の混乱を招かないようにしっかりと計画し、進めていただきたいという意見が出ました。 請願第1号
後期高齢者医療制度の保険料の軽減特例の継続をすることを求める意見書を国に提出することを求める請願及び陳情第9号国民皆
保険制度の維持・発展の
意見書提出を求める陳情については、国として現行の制度を維持するためにどうしたらよいかを考え、対策を示しているものであり、検討は十分になされている等の意見がありました。一方で、減免特例がなくなれば、高齢者の負担が増し、医療を受けにくくなるのではと懸念する意見もありましたが、採決により不採択と決しました。 陳情第2号
旅客自動車運送事業に係る安全体制の整備についての陳情については、陳情の内容は理解できるが、国土交通省を初め、さまざまな機関が改善に向けた取り組みをしているところであり、市として意見を出すには至らないとの意見があり、採決により不採択と決しました。 なお、陳情第8号土居成用地の公有化については、いま少し調査検討が必要であり、
継続審査とされるよう議長に申し出ております。 以上、
文教福祉委員長報告といたします。
○議長(
田中武夫君)
文教福祉委員長の報告が終わりました。 委員長の報告に対し質疑はありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
田中武夫君) 質疑なしと認めます。 以上で質疑を終わります。 これより順次討論及び採決を行います。 議第9号に対し討論はありませんか。 7番原田貴与子議員。 〔7番 原田貴与子君 登壇〕
◆7番(原田貴与子君) 日本共産党の原田貴与子でございます。 議第9号安来市
国民健康保険税条例の一部を改正する
条例制定について、委員長報告の採択に反対の立場で討論します。 この条例は、安来市国民健康保険税の税率を被保険者所得割額、被保険者均等割額、世帯別平等割額の引き上げ改定、後期高齢者支援金分、介護納付金に係る所得割額等の税率、税額をそれぞれ引き上げて、総額で10%程度引き上げるという説明であります。 高い国保税がさらに高く、市民負担を重くするものでございます。改定の理由として、被保険者の減少と他の要因によって国保税収入が減少しつつある、平成26年度、27年度と医療費が大幅に増加した、5年間改定をしていないという理由であります。また、国保財政運営の県単位化で基金を持っていなければならないが、基金が近い将来枯渇するという理由であります。 まず1点目は、
国保運営協議会の答申にある収納額の落ち込みは被保険者の減少のみならず、経済情勢の変動や就業構造の変化を初めと指摘していますが、安来市ではまさに所得割の減少、国保7割、5割減免の世帯、被保険者の数がふえているのであります。市は、被保険者である市民の暮らしが困難になっているという背景の分析と施策がありません。国保世帯の困難さの原因に対する例えばひとり親減免などの減免制度の創設をすべきであります。 医療費の増加についてであります。病気予防と早期発見には検診体制の充実と受診者をふやすという方向は一致するところであります。クレアチニン検査を取り入れるなど、徐々に対策は取り入れられているものの、実際効果を上げる抜本的な対策としてメタボ健診より以前の健診のほうがよかったという指摘や、がん検診の無料化に取り組むことで受診率を上げているというところに倣うなど、医療費縮減の施策がまだ努力の途上であり、抜本的な対策がとられていない中での引き上げであります。 県単位化と基金については方向性が定まっていません。県が基金を積み立てます。市民からすれば二重に多額となる基金を持つ必要があるでしょうか。安来市は国から保険者支援制度の支援金を受け取り、県へは今後納付金を納める制度に変わっていくのではないでしょうか。制度の方向性も定まらないままに基金を積み立てる、また他市との均衡を図るための国保税引き上げにつながる県単位化ならば反対を表明すべきであります。 医療費の増加が国保税にはね返る仕組みに対しましては国保負担割合の引き上げを求めるべきであります。一般会計からの法定外の繰り入れをして、国保税を下げることこそ目指すべきであります。安来市は市民の命と健康を守ることを第一義的に選択し、国保税率、税額の引き上げはすべきでありません。 以上、反対討論といたします。
○議長(
田中武夫君) 賛成の討論はありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
田中武夫君) ほかに討論はありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
田中武夫君) 討論ないものと認め、採決いたします。 本件に対する委員長の報告は可決であります。本件は委員長の報告のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。 〔賛成者起立〕
○議長(
田中武夫君) 起立多数と認めます。よって、議第9号は原案のとおり可決されました。 議第13号に対し討論はありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
田中武夫君) 討論ないものと認め、採決いたします。 本件に対する委員長の報告は可決であります。本件は委員長の報告のとおり決することにご異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
田中武夫君) ご異議なしと認めます。よって、議第13号は原案のとおり可決されました。 議第15号に対し討論はありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
田中武夫君) 討論ないものと認め、採決いたします。 本件に対する委員長の報告は可決であります。本件は委員長の報告のとおり決することにご異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
田中武夫君) ご異議なしと認めます。よって、議第15号は原案のとおり可決されました。 議第16号に対し討論はありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
田中武夫君) 討論ないものと認め、採決いたします。 本件に対する委員長の報告は可決であります。本件は委員長の報告のとおり決することにご異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
田中武夫君) ご異議なしと認めます。よって、議第16号は原案のとおり可決されました。 議第17号に対し討論はありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
田中武夫君) 討論ないものと認め、採決いたします。 本件に対する委員長の報告は可決であります。本件は委員長の報告のとおり決することにご異議ありませんか。 〔「異議なし」「異議あり」と呼ぶ者あり〕
○議長(
田中武夫君) ご異議ありますので、本件は起立により採決いたします。 本件は原案のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。 〔賛成者起立〕
○議長(
田中武夫君) 起立多数であります。よって、議第17号は原案のとおり可決されました。 議第18号に対し討論はありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
田中武夫君) 討論ないものと認め、採決いたします。 本件に対する委員長の報告は可決であります。本件は委員長の報告のとおり決することにご異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
田中武夫君) ご異議なしと認めます。よって、議第18号は原案のとおり可決されました。 議第26号に対し討論はありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
田中武夫君) 討論ないものと認め、採決いたします。 本件に対する委員長の報告は可決であります。本件は委員長の報告のとおり決することにご異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
田中武夫君) ご異議なしと認めます。よって、議第26号は原案のとおり可決されました。 議第36号に対し討論はありませんか。 7番原田貴与子議員。 原田議員に申し上げます。 先ほども討論がありましたので、同じ内容であれば割愛して、手短にお願いします。 〔7番 原田貴与子君 登壇〕
◆7番(原田貴与子君) 日本共産党の原田貴与子でございます。 議第36号平成28年度安来市
国民健康保険事業特別会計予算について、委員長報告の採択に反対の立場で討論します。 全国で国保会計の加入者は、約8割が無職者とワーキングプアと言われる非正規労働者です。他の健康保険、協会けんぽなどに比べ、全世帯平均所得が140万円と低所得です。安来市のモデル世帯での所得に対する国保税の占める割合は所得150万円あるいは200万円の世帯で13.7%から18.5%の試算がされています。これでは暮らしが大変だということで、高い国保税の引き下げを求める声が高まっています。 平成26年度決算を見ると、安来市の国保加入世帯は5,696世帯、被保険者は9,609人です。市民の約23.5%が加入者で、世帯比では40.3%を占めています。新年度予算の滞納繰越金が3,695万円に上っています。国保税滞納者は平成27年6月1日現在で750世帯であります。滞納割合は13.2%、県下の市の中で一番高い状況です。短期保険証が131件、資格証が7世帯です。保険料が払えないのに発行されるのが資格証では、窓口で医療費が全額負担になるため重症化するまで受診しないという受診抑制になりかねません。さらに、滞納世帯には精神的な威圧となり、プライバシー保護の観点から問題となるような3色の色を用いた封筒が用いられており、すぐに改めて通常の封筒とすべきであります。納税相談に応じ、減免等の手だてをすべきです。 2015年度、国から安来市に低所得者支援金が3,300万円、1人当たり平均3,600円の支援金が交付されました。新年度においても交付予定です。全国でこの交付金を利用した国保税の引き下げをしています。市は物価の値上がり、年金引き下げ、実質所得の減少等で市民税の所得割が減少している状況からも市民の暮らしが大変だということを認識しなければなりません。市民が安心して医療を受けることができるよう国の交付金の活用、基金の取り崩し、法定外の繰り入れも予算化し、国保税の引き下げをすべきです。国保税率の引き上げで被保険者の負担増となる予算に賛同できません。市民の命と健康を守る
国民健康保険事業特別会計予算になっていません。 以上、反対討論といたします。
○議長(
田中武夫君) 賛成の討論はありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
田中武夫君) ほかに討論はありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
田中武夫君) 討論ないものと認め、採決いたします。 本件に対する委員長の報告は可決であります。本件は委員長の報告のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。 〔賛成者起立〕
○議長(
田中武夫君) 起立多数と認めます。よって、議第36号は原案のとおり可決されました。 議第37号に対し討論はありませんか。 7番原田貴与子議員。 〔7番 原田貴与子君 登壇〕
◆7番(原田貴与子君) 日本共産党の原田貴与子でございます。 議第37号平成28年度安来市
後期高齢者医療事業特別会計予算の採択に反対の立場で討論します。 2016年4月から75歳以上の高齢者が加入する
後期高齢者医療制度の5回目の保険料改定が行われ、対前期比6.5%の引き上げです。4期目は対前期比2.4%の引き上げでした。引き上げ率も大きく、さらなる負担増です。高齢者は年金が下がる一方の上、消費税増税と物価高で暮らしが大変です。75歳以上になると格段に医療にかかる人数がふえる実態です。 このような実態を考慮せず、このたびの県議会では国、県の財政支援額を引き下げる条例が可決された状況の中で、日本共産党は反対しました。島根県には約18億円の財政安定化基金があります。高い保険料引き下げのために基金の取り崩しを求めるべきです。市民の命と健康を守る立場から、この事業予算に反対です。
後期高齢者医療制度は国民を年齢で区切り、高齢者を強制的に別枠の医療保険にし、負担増と差別医療を押しつける悪法です。この制度は撤廃し、もとの老人保健医療制度に戻すことを強く求めて、反対討論を終わります。
○議長(
田中武夫君) 賛成の討論はありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
田中武夫君) ほかに討論はありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
田中武夫君) 討論ないものと認め、採決いたします。 本件に対する委員長の報告は可決であります。本件は委員長の報告のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。 〔賛成者起立〕
○議長(
田中武夫君) 起立多数と認めます。よって、議第37号は原案のとおり可決されました。 議第38号に対し討論はありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
田中武夫君) 討論ないものと認め、採決いたします。 本件に対する委員長の報告は可決であります。本件は委員長の報告のとおり決することにご異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
田中武夫君) ご異議なしと認めます。よって、議第38号は原案のとおり可決されました。 議第48号に対し討論はありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
田中武夫君) 討論ないものと認め、採決いたします。 本件に対する委員長の報告は可決であります。本件は委員長の報告のとおり決することにご異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
田中武夫君) ご異議なしと認めます。よって、議第48号は原案のとおり可決されました。 議第49号に対し討論はありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
田中武夫君) 討論ないものと認め、採決いたします。 本件に対する委員長の報告は可決であります。本件は委員長の報告のとおり決することにご異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
田中武夫君) ご異議なしと認めます。よって、議第49号は原案のとおり可決されました。 議第50号に対し討論はありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
田中武夫君) 討論ないものと認め、採決いたします。 本件に対する委員長の報告は可決であります。本件は委員長の報告のとおり決することにご異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
田中武夫君) ご異議なしと認めます。よって、議第50号は原案のとおり可決されました。 議第56号に対し討論はありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
田中武夫君) 討論ないものと認め、採決いたします。 本件に対する委員長の報告は可決であります。本件は委員長の報告のとおり決することにご異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
田中武夫君) ご異議なしと認めます。よって、議第56号は原案のとおり可決されました。 平成27年請願第1号に対し討論はありませんか。 討論ありますか。 7番原田貴与子議員。 〔7番 原田貴与子君 登壇〕
◆7番(原田貴与子君) 日本共産党の原田貴与子でございます。 請願第1号
後期高齢者医療制度の保険料の軽減特例の継続をすることを求める意見書を国に提出することを求める請願は、審議を付託された文教福祉委員会で不採択となりました。 委員長報告の不採択に反対の立場で討論いたします。 2008年4月に
後期高齢者医療制度が導入されてから8年になろうとしていますが、政府は政令改正で段階的に縮小するとし、2017年度から後期高齢者の保険料軽減特例をもとに戻すことにしました。これまで保険料を最大9割軽減してきた特例措置が廃止されると、高齢者の保険料がこれまでの2倍から10倍になる可能性があり、被保険者の半数を超える人が該当するとしています。 安来市でもほぼ同じような状況でございました。深刻な影響が懸念されます。安来市においては、平成28年度は保険料率の改定でさらに加入者負担をふやす提案です。先ほど可決されましたけれども、後期高齢者は平成23年度に比べ人数は7,375人から7,531人にふえ、保険料の滞納による短期保険証発行は0.16%で2倍にふえています。ひとり暮らしの非課税者が95人、65歳以上の障がい者を含む福祉医療費給付対象者が459人です。もともと年齢で差別する
後期高齢者医療制度に激しく反対をする国民の声に押されてできたこの軽減する制度です。低所得者の軽減措置が導入された、そういう経緯がございます。 高齢者は年金の削減、物価高で暮らしはますます大変になっています。高齢者の貧困を加速させるおそれがある見直しではなく、保険料の軽減特例の継続をする予算措置をすべきであります。よって、この請願は採択すべきであります。賛同を求めます。
○議長(
田中武夫君) ほかに討論はありませんか。 丸山議員。 〔3番 丸山征司君 登壇〕
◆3番(丸山征司君) 青雲クラブの丸山征司です。 平成27年の請願第1号
後期高齢者医療制度の保険料の軽減特例の継続をすることを求める意見書を国に提出することを求める請願について、不採択に賛成の立場で討論いたします。 この請願は9月議会で付託され、継続審議になっておりました。それだけ難しい問題で、後期高齢者の医療費負担をなるべく軽減したい、請願の趣旨はわかるのですが、いかんせんこれは国の管轄です。そして、現在厚労相が熟議を重ねてさまざまな改革期にある状況で、今この時点で安来市として意見書を出すまでのことはなく、不採択が妥当と考え、委員会の判断に賛成いたします。 以上です。
○議長(
田中武夫君) ほかに討論はありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
田中武夫君) 討論ないものと認め、採決いたします。 本件に対する委員長の報告は不採択であります。本件は委員長の報告のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。 〔賛成者起立〕
○議長(
田中武夫君) 起立多数なしと認めます。よって、平成27年請願第1号は不採択と決しました。 平成27年陳情第9号に対し討論はありませんか。 7番原田貴与子議員。 〔7番 原田貴与子君 登壇〕
◆7番(原田貴与子君) 日本共産党の原田貴与子でございます。 陳情第9号国民皆
保険制度の維持・発展の
意見書提出を求める陳情について、文教福祉委員会委員長報告は不採択です。私は採択すべきという立場で委員長報告に反対の討論を行います。 必要な医療を必要なだけ公的保険で保障することを旨とした日本の国民皆
保険制度は、国際的にも高く評価されています。さらに受診抑制で重症化する患者をつくらないためにも、保険料、保険税の軽減化が求められていますし、国の制度として子供の医療費無料化の制度が求められています。 そのような中にありながら、政府は昨年5月の医療
保険制度改革関連法では入院時食事療養費の引き上げや混合診療が拡大する患者申出療養の創設、国保の都道県単位化を決めました。さらに、2020年度を目途とした基礎的財政収支の黒字化を掲げ、医療においては患者負担増を打ち出しています。そして、将来的に公的医療保険の範囲から外れるサービスを利用する際に新たな金融サービス、寄附による基金など、公的保険を補完する財政支援の仕組みの検討も重要とする構想であります。 これらは皆
保険制度の後退につながるものです。相次ぐ社会保障の後退の中で世界からも高く評価される国民皆
保険制度は維持・発展させるべきであり、国民に医療費を青天井で求める制度への道に国民の安心・安全の未来はありません。よって、国民皆
保険制度の維持発展を求める意見書は採択すべきであります。これに賛同いたします。
○議長(
田中武夫君) ほかに討論はありませんか。 丸山征司議員。 〔3番 丸山征司君 登壇〕
◆3番(丸山征司君) 青雲クラブの丸山征司です。 平成27年陳情第9号国民皆
保険制度の維持・発展の
意見書提出を求める陳情について、不採択に賛成の立場で討論いたします。 これも先ほどの請願第1号と同様、これは国の管轄であり、さまざまな改革期にある状況で今この時点で安来市として意見書を出すまでのことはないと考えます。 さらに、この陳情は制度維持だけでなく発展までも求めています。ますます深刻化する少子・高齢化や直面する2025年問題、増大の一途の国民医療費の状況で、昨年制定された持続可能な医療
保険制度を構築するための国民健康保険法等の一部を改正する法律で持続可能な医療
保険制度を構築するため国民を初めとする医療
保険制度の財政基盤の安定化、負担の公平化、医療費適正化の推進などの措置を講じるとある中で、制度の発展までは求められないと考えます。よって、不採択が妥当と考え、委員会の判断に賛成いたします。 以上です。
○議長(
田中武夫君) ほかに討論はありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
田中武夫君) 討論ないものと認め、採決いたします。 本件に対する委員長の報告は不採択であります。本件は委員長の報告のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。 〔賛成者起立〕
○議長(
田中武夫君) 起立多数と認めます。よって、平成27年陳情第9号は不採択と決しました。 陳情第2号に対し討論はありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
田中武夫君) 討論ないものと認め、採決いたします。 本件に対する委員長の報告は不採択であります。本件は委員長の報告のとおり決することにご異議ありませんか。 〔「異議なし」「異議あり」と呼ぶ者あり〕
○議長(
田中武夫君) ご異議がありますので、本件は起立により採決いたします。 本件は委員長の報告のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。 〔賛成者起立〕
○議長(
田中武夫君) 起立多数と認めます。よって、陳情第2号は不採択と決しました。
~~~~~~~~~~~~~~~
△日程第3
○議長(
田中武夫君) 日程第3、議第19号から議第54号までの19件を
一括議題として、地域振興委員長の報告を求めます。 岩田拓郎地域振興委員長。 〔地域振興委員長 岩田拓郎君 登壇〕
◆地域振興委員長(岩田拓郎君)
地域振興委員長報告を行います。 3月1日に開議されました本会議において、本委員会に付託されました議案について、10日に地域振興委員会を開催し、審査しましたので、その結果と経過について報告いたします。 審査に先立ち、工業団地予定地、認定する市道、林業の中間土場予定地について現地調査を行い、担当職員より詳しく説明を受けました。その後、付託案件の審査をいたしました。 その審査の結果について報告いたします。 議第19号、議第20号、議第21号、議第22号、議第23号、議第27号、議第28号、議第30号、議第31号、議第32号、議第33号、議第39号、議第40号、議第41号、議第45号、議第51号、議第52号、議第53号、議第54号、以上議決案件19件については、いずれも
全会一致で可決すべきものと決しました。 次に、審査の経過について報告いたします。 議第19号安来市
就農者定住促進賃貸住宅条例制定について、委員より、定住する場所の設定方法、家賃、専業及び兼業を含む就農所得の金額、住宅建築の立地等の質問があり、執行部より、定住場所は就農地や師匠もあわせ募集、家賃は25年を目途に回収、専業就農者で所得目標としては280万円、住宅建設の時期については研修の2カ年の間で確実ということであれば建設に入っていきたい。また、初めて動かす制度で、全国的に見てもまれな制度である。地域の担い手として担い手を必要とする集落に定着していただくための仕組みである。細部については、実施要領や規則等で決めていく。柔軟な対応でやっていきたいと考えていると答弁がありました。 議第21号安来市
オーダーメイド貸
工場等条例制定について、議員より、貸工場の場所、既存企業の拡張の場合、審査方法等の質問があり、執行部より、場所は井尻保育所跡地、旧トスカ跡地、太陽とみどりの里など、既存企業の拡張でも可能、審査方法は市の部長のほか中小企業診断士など、事業経営に関する知見を有する島根県の関係機関、商工団体の役職者を想定しているメンバーとする委員会による審査であると答弁がされました。 議第28号安来市
水道事業の剰余金の処分等に関する
条例制定について、委員より、剰余金処分内容、条例化の時期等の質問があり、執行部より、処分内容は決算認定の議案に入っており、様式や内容の変更はない、時期については法律により議会の議決または条例化の2通りあるが、日程的な考慮並びに他市の状況などを勘案し、
条例制定するものであると答弁がされました。 議第31号
市道路線の認定について、委員より、道路の舗装状況や橋梁の耐震性等の質問があり、執行部より、県道から移管となる市道は広瀬土木事業所と協議を行い、修繕が必要なところは補修をしていただいている、橋梁については古いが耐用年数的には当面問題はないと答弁がされました。 議第33号やすぎ
懐古館一風亭の
指定管理者の指定について、委員より、
指定管理者の非公募の理由について質問があり、執行部より、旧安来市の中心市街地活性化計画から一風亭を中心に有限会社でまちづくり会社をつくるという目的で合併当時から非公募という経緯があるとの答弁がされました。 議第40号平成28年度安来市
下水道事業特別会計予算について、委員より、農業集落排水の改修について中継ポンプの交換時期や修理についての質問があり、執行部より、中継ポンプは毎年引き上げて状態を確認しており、稼働が多いもので5年ごとにオーバーホールを実施している。また、回転盤は10年から15年ぐらいで部品の交換をしている。なお、中継ポンプについては、通常の維持管理で対応していると答弁がされました。 議第45号平成28年度安来市
水道事業会計予算について、委員より、市立病院への貸付金、内部留保の状況、上水道と簡易水道との統合による影響などの質問があり、執行部より、市立病院の貸し付けの返済計画は5年償還により残り3年である。内部留保は25年度末に8億円であったが、遠隔監視システム等、28年度までに4億円を使用する計画である。上水道と簡易水道の統合による影響は簡易水道の減価償却費2億円余りの支出、繰り出し基準の変更による収入源などの29年度からは厳しい運営になることが勘案されると答弁がされました。 陳情第11号平成27年度TPP交渉に関する陳情について、陳情第1号TPP協定を国会で批准しないことを求める陳情について、前回
継続審査とした陳情第1号と今回提出されました陳情第1号は同じ趣旨の内容であります。 国の動向をいましばらく注視すべきとの発言もあり、
継続審査とすることを議長に申し出ております。 以上、
地域振興委員長報告といたします。
○議長(
田中武夫君) 地域振興委員長の報告が終わりました。 委員長の報告に対し、質疑はありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
田中武夫君) 質疑なしと認めます。 以上で質疑を終わります。 これより順次討論及び採決を行います。 議第19号に対し討論はありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
田中武夫君) 討論なしと認めます。 採決をいたします。 本件に対する委員長の報告は可決であります。本件は委員長の報告のとおり決することにご異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
田中武夫君) ご異議なしと認めます。よって、議第19号は原案のとおり可決されました。 議第20号に対し討論はありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
田中武夫君) 討論ないものと認め、採決いたします。 本件に対する委員長の報告は可決であります。本件は委員長の報告のとおり決することにご異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
田中武夫君) ご異議なしと認めます。よって、議第20号は原案のとおり可決されました。 議第21号に対し討論はありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
田中武夫君) 討論ないものと認め、採決いたします。 本件に対する委員長の報告は可決であります。本件は委員長の報告のとおり決することにご異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
田中武夫君) ご異議なしと認めます。よって、議第21号は原案のとおり可決されました。 議第22号に対し討論はありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
田中武夫君) 討論ないものと認め、採決いたします。 本件に対する委員長の報告は可決であります。本件は委員長の報告のとおり決することにご異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
田中武夫君) ご異議なしと認めます。よって、議第22号は原案のとおり可決されました。 議第23号に対し討論はありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
田中武夫君) 討論ないものと認め、採決いたします。 本件に対する委員長の報告は可決であります。本件は委員長の報告のとおり決することにご異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
田中武夫君) ご異議なしと認めます。よって、議第23号は原案のとおり可決されました。 議第27号に対し討論はありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
田中武夫君) 討論ないものと認め、採決いたします。 本件に対する委員長の報告は可決であります。本件は委員長の報告のとおり決することにご異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
田中武夫君) ご異議なしと認めます。よって、議第27号は原案のとおり可決されました。 議第28号に対し討論はありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
田中武夫君) 討論ないものと認め、採決いたします。 本件に対する委員長の報告は可決であります。本件は委員長の報告のとおり決することにご異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
田中武夫君) ご異議なしと認めます。よって、議第28号は原案のとおり可決されました。 議第30号、議第31号、議第32号の3件に対し討論はありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
田中武夫君) 討論ないものと認め、採決いたします。 本3件に対する委員長の報告は可決であります。本3件は委員長の報告のとおり決することにご異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
田中武夫君) ご異議なしと認めます。よって、議第30号、議第31号、議第32号の本3件は原案のとおり可決されました。 議第33号に対し討論はありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
田中武夫君) 討論ないものと認め、採決いたします。 本件に対する委員長の報告は可決であります。本件は委員長の報告のとおり決することにご異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
田中武夫君) ご異議なしと認めます。よって、議第33号は原案のとおり可決されました。 議第39号に対し討論はありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
田中武夫君) 討論ないものと認め、採決いたします。 本件に対する委員長の報告は可決であります。本件は委員長の報告のとおり決することにご異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
田中武夫君) ご異議なしと認めます。よって、議第39号は原案のとおり可決されました。 議第40号に対し討論はありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
田中武夫君) 討論ないものと認め、採決いたします。 本件に対する委員長の報告は可決であります。本件は委員長の報告のとおり決することにご異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
田中武夫君) ご異議なしと認めます。よって、議第40号は原案のとおり可決されました。 議第41号に対し討論はありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
田中武夫君) 討論ないものと認め、採決いたします。 本件に対する委員長の報告は可決であります。本件は委員長の報告のとおり決することにご異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
田中武夫君) ご異議なしと認めます。よって、議第41号は原案のとおり可決されました。 議第45号に対し討論はありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
田中武夫君) 討論ないものと認め、採決いたします。 本件に対する委員長の報告は可決であります。本件は委員長の報告のとおり決することにご異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
田中武夫君) ご異議なしと認めます。よって、議第45号は原案のとおり可決されました。 議第51号に対し討論はありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
田中武夫君) 討論ないものと認め、採決いたします。 本件に対する委員長の報告は可決であります。本件は委員長の報告のとおり決することにご異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
田中武夫君) ご異議なしと認めます。よって、議第51号は原案のとおり可決されました。 議第52号に対し討論はありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
田中武夫君) 討論ないものと認め、採決いたします。 本件に対する委員長の報告は可決であります。本件は委員長の報告のとおり決することにご異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
田中武夫君) ご異議なしと認めます。よって、議第52号は原案のとおり可決されました。 議第53号に対し討論はありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
田中武夫君) 討論ないものと認め、採決いたします。 本件に対する委員長の報告は可決であります。本件は委員長の報告のとおり決することにご異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
田中武夫君) ご異議なしと認めます。よって、議第53号は原案のとおり可決されました。 議第54号に対し討論はありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
田中武夫君) 討論ないものと認め、採決いたします。 本件に対する委員長の報告は可決であります。本件は委員長の報告のとおり決することにご異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
田中武夫君) ご異議なしと認めます。よって、議第54号は原案のとおり可決されました。
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△日程第4
○議長(
田中武夫君) 日程第4、議第35号を議題として、予算委員長の報告を求めます。 田淵秀喜予算委員長。 〔予算委員長 田淵秀喜君 登壇〕
◆予算委員長(田淵秀喜君)
予算委員長報告をいたします。 去る3月1日に開議されました本会議において、本委員会に付託されました議第35号平成28年度安来市
一般会計予算について、その審査の過程と経過と結果を報告をいたします。 平成28年度の予算編成は、第2次安来市総合計画の将来像である「人が集い未来を拓く ものづくりと文化のまち」の実現に向けた施策やまち・ひと・しごと創生総合戦略による人口減少対策と地方創生を目的とした施策の取り組みを重点的かつ着実に推進することとし、特にまち・ひと・しごと創生総合戦略の4つの基本目標に即した事業の推進を図ることが示されました。 292億円規模となる安来市政最大の新年度予算案が示された反面、今後の財政運営においてはさらに厳しさを増すことは明らかであり、多様化する市民ニーズとの整合性が図れる事業内容なのか、また必要性や事業効果、優先順位等が明確なのか等々について検証が必要であることを委員全員が認識、理解をし、十分な議論を交わしていただくために審査日程を3月14日からの2日間とし、冒頭、歳入関係の審査を行い、その後、常任委員会の所管ごとに事業、施策と関連する歳出予算を款別に審査をいたしました。 審査の経過について報告をいたします。 歳入の一般財源では、個人市民税均等割は納税義務者数の減少により微減である、所得割は退職所得の減により微減、法人市民税所得割は税率変更により2億円余の減少を見込む、固定資産税全体としては微増を見込んでいるとの説明がございました。 また、地方消費税交付金のうち社会保障財源交付金は一般財源となっているものの、充当事業が明確とされていること、普通交付税は合併算定替えの特例の段階的廃止により30%の削減となるが、削減額の7割程度が復元されること、大型事業の実施に伴う起債借り入れ増による基準財政需要額の増が見込まれることから、昨年度同額を計上している、寄附金も件数の伸びを考慮し、増額を見込んでいる等の説明がございました。地方債では、19事業に対し対前年度14億3,940万円増の74億2,740万円の発行限度額とし、うち過疎債のハードが39億6,000万円余、合併特例債が20億7,900万円であるとの説明がございました。 複数の委員から、一時借入金の借入利息、また公債費に対しての質問があり、金融機関からの見積もりによって借り入れを行っている、財政負担、特に公債費が減るように気にとめている、借りかえに当たっては市中銀行とは可能であるが、政府系の場合は資金区分によってできないものが多々であるとの答弁がございました。 次に、歳出についてであります。 まず、総務企画関連では、定住推進事業、庁舎建設事業、防災費のほか電子計算事務費、また水防費等々についての事業内容とそれに基づく財源の説明を受けた後に審査に入りました。 委員からのふるさと寄附に合わせた情報発信の手法の質問に対し、若い方向けの情報発信の手法、あわせて市のホームページもプロジェクトを立ち上げ、新年度に向けて検討中である。また、救助ボートの購入に対する考え方に対し、2艇目の購入である。警察も救助ボートを所有しており、合同で訓練を行っているし、対応も行う旨の答弁がございました。 また、土地開発基金の使途の質問に対して、工業団地整備事業に充当することも可能であるが、財源整備手法を含めた中で検討するとの答弁でありました。 次に、文教福祉関連では、臨時福祉給付金、乳幼児医療費の拡充、認定こども園運営費、廃棄物処理施設整備事業、小・中学校の整備、総合文化ホール建設並びに運営費、インターハイ開催に関する経費等々についての事業内容とそれに基づく財源の説明を受けた後に審査に入りました。 委員からの保育料軽減事業で記載してある一定所得以下の範囲と対象者の問いに対し、市の保育料階層の8階層以下を想定し、年間640万円以下の方が対象、1,400名のうち半分が該当になるとの答弁でありました。また、高齢者季節性インフルエンザ予防接種事業の周知方法、また負担金の有無と受診者率についての質問に対し、自己負担金は1,500円である。従来からの実施事業であり、各医療機関や健康教室、行政告知放送等々で周知を行っている。受診率は、平成26年度で1万3,558人の対象者のうち45.9%であったとの答弁がございました。 また、廃棄物処理施設整備事業の内容についての質問については、伯太処分場は平成29年度の業務移管を見据えてトラックスケールの大型化、缶類のストックヤード工事を行う。今後十二、三年間の搬入は可能であるとの答弁でありました。 また、給食会運営費の内容についての問いに対し、給食センター利用校の給食費事務であり、口座振替によって納入いただくとの答弁でありました。 その他、夢ランド、ふれあいプラザを含めた市有施設の修繕計画の見通しについて、正確性のある見通しをお願いする旨の要望がありました。 地域振興関連では、執行部から、飲料水安定確保対策事業、就農定住パッケージ事業、水産業振興費、工業団地整備事業、温泉施設管理費、道路改良事業等々についての事業内容とそれに基づく財源の説明を受けた後に審査に入りました。 特に委員会開催中に説明資料の提出があった民間賃貸住宅建設補助事業は、当初市独自で中心市街地を対象とした助成制度を予定していたが、市内全域を対象とする県事業による助成事業との調整を行い、県の制度を活用し、中心市街地はさらに50万円を上乗せする制度に改め、補正対応となる旨の説明がありました。 委員からは、刃物まつり事業、安来節振興事業に対しての考え方を問われたほか、サルボウガイの養殖従事者数の質問に対し、50名の従事者のうち15名の市内在住者が取り組んでいるとのことであり、委員からは、これは契機として水産業の活性化、サルボウガイ復活に向けて力を注いでいただきたいとの要望のほか、工業団地整備事業に対して機を逃さないスピーディーな取り組みの要望がございました。 委員会採決を行うに当たっては、採決の前段で総括質疑を設けることとし、その中で提出議案に対する委員の意思の明確化を要請いたしました。一部の委員からありました異議、反対である旨の発言を踏まえ、挙手による採決を行った結果、賛成多数により議第35号平成28年度安来市
一般会計予算は執行部原案のとおり可決すべきものと決しました。 目まぐるしく変化をする経済情勢、人口減少や高齢化の進展による地域社会の疲弊など、本市を取り巻く環境は今後一層厳しさを増すことが想定され、取り組むべき課題は山積しております。長年の懸案であった3大事業も動き出し、平成28年度は第2次総合計画の初年度、かつ総合戦略も動き出す年となります。 本委員会では、さきに可決されました平成27年度一般会計補正予算(第5号)とあわせ、地方創生に向けて多くの事業が計画され、それぞれ補足説明等をいただきましたが、本委員会の議論の中でも財政面や財源に対して多くの委員から不安視する声もございました。基金運用も含め、可能な限りの事業費縮減に努めるとともに、将来世代に対し禍根が残らない健全財政の継承が現役世代の責務と考えております。 また、巨額の投資を決断し、動き出した切川バイパス事業を含めた大型ハード事業は次期総合計画で示すまちづくりの中核となるものであります。その活用、運用の実効性を高め、成果につなげることが必須であります。斬新かつ大胆な発想力を生かした計画立案とスピード感ある具体的取り組み展開を求めるものであります。 執行部におかれましては、全職員一丸となった連携体制のもと、緊張感と目標達成への執念を持った事業推進を要請するとともに、決定機関である議会への丁寧な説明、議論を通じ、計画的に適正な予算執行をお願いすることを申し添え、委員長報告といたします。 以上であります。
○議長(
田中武夫君) 予算委員長の報告が終わりました。 委員長の報告に対し、質疑はありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
田中武夫君) 質疑なしと認めます。 以上で質疑を終わります。 これより討論及び採決を行います。 議第35号に対し討論はありませんか。 7番原田貴与子議員。 〔7番 原田貴与子君 登壇〕
◆7番(原田貴与子君) 日本共産党、原田貴与子でございます。 議第35号平成28年度安来市
一般会計予算に対する
予算委員長報告は採択です。私は採択に反対の立場で討論します。 平成28年度
一般会計予算は、歳入歳出総額それぞれ292億円の提案です。対前年度比5.1%の伸びです。依存財源は8億827万円の増で、216億1,000万円です。地方債が対前年比24%、14億3,940万円の増です。本年度の市の財政計画や市民負担に影響を与えかねない予算となっています。 今の国政はどうでしょうか。安倍政権が進めてきた経済政策アベノミクスは、大企業のもうけをふやせばそれが国民に滴り落ちて経済全体がよくなるというトリプルダウン政策です。円安と株高で大企業や富裕層には大きな利益がもたらされました。しかし、賃上げされても消費税増税や円安による物価上昇で、実質賃金は上がっていません。消費税8%増税で家計消費支出が大きく落ち込んでいます。アベノミクスは破綻し、もたらされたものは格差と貧困です。国は消費税増税は社会保障のためと言いながら、実際には社会保障予算の削減です。医療、年金、介護などの費用が高齢者の増加によってふえる自然増の予算が削減されています。それが生活保護費の縮減、介護報酬の引き下げ、年金の減額、医療費の負担増となって国民生活を圧迫しています。TPPへの参加は後継者不足、災害復旧を目指す農家の意欲を失わせ、農業の衰退に一層の追い打ちをかけています。 また、平和主義、立憲主義に反する安全保障法の強行や原発再稼働、消費税10%増税などにおいて国民の願いと逆行する政治が行われています。暴走と言われる国政の中で……。
○議長(
田中武夫君) 原田議員。
◆7番(原田貴与子君) 今市政には……。
○議長(
田中武夫君) 安来市の一般会計に対しての討論をお願いします。国に対してじゃありませんので。
◆7番(原田貴与子君) 今、国政の影響を受けている安来市政のお話をいたします。 この暴走と言われる国政の中で、今市政には地方自治体の本旨に立ち返り、市民の暮らしと福祉、安全を守る政治姿勢が問われているのではないでしょうか。 市民は暮らしの困難さ、住み続けることへの不安、医療、福祉、介護への不安、不安定雇用、農林業、地域経済への不安を抱えています。市民に寄り添い、市民の暮らしと福祉を最優先にする市政、施策が求められています。 新年度予算では、子供の医療費無料化を中学生まで拡充、放課後児童クラブの支援拡充、就学援助の学校給食費全額助成、5、6年生の教室へのエアコン設置などの予算化がされました。子育て世代や市民から歓迎の声が寄せられ、一歩前進と評価するものであります。しかしながら、地域経済は疲弊し、格差と貧困が広がる中、市民生活を支える社会保障予算や地域経済の根幹をなす中小業者への支援、基幹産業である農林業への支援が不十分であります。高齢化、過疎化した集落への危機感が強まっています。地域への交通手段の確保、保健衛生への支援が不十分でおくれています。事業所も市民も不安を持つ地域支援事業の方向性、施策が見えません。高齢世帯が孤立しないように福祉、医療、介護が一体となった生活支援体制を充実すべきです。 国民健康保険の医療費が増加しています。検診体制の充実とがん検診の自己負担の軽減、無料化で病気予防と早期発見を強めるべきです。生活保護基準の引き下げがほかにも影響しています。就学援助の基準を明確にし、雲南市、邑南町のように生活保護基準の1.5倍化とする引き上げをすべきです。子育て支援では、保育、教育に係る自己負担のさらなる軽減と貧困対策の相談体制、支援体制を強めるべきであります。福祉、教育における人権施策は国の例に従い、人権同和でなく、人権とすべきです。補助金も一団体に突出した配分でなく、均衡ある補助金に改めるべきです。教育予算では、競争教育、学校現場をテスト対策に追い込む国、県の学力テストは改めるべきです。市民の理解が不十分な政務活動費の引き上げはやめるべきであります。不正、情報漏えいの危険のあるマイナンバー制度での証明書、コンビニ利用拡大の予算に反対です。 市は国言いなりの市政ではなく、市民の不安となっている原発から撤退すること、地域農業、暮らしに大打撃をもたらすTPPへの参加反対を国に表明、要求することを求めます。そして、医療、介護などの社会保障予算削減に対しましては、増額を求めながら国の防波堤となる市民の命と暮らし、福祉最優先の市政に転換することを求めます。 以上、反対討論といたします。
○議長(
田中武夫君) 賛成の討論はありませんか。 16番佐伯直行議員。 〔16番 佐伯直行君 登壇〕
◆16番(佐伯直行君) 会派青雲の佐伯直行でございます。 それでは、会派青雲を代表し、議第35号平成28年度安来市
一般会計予算について、賛成の立場で意見を申し述べます。 このたび執行部が示されました平成28年度当初予算案は合併以降最大の292億円になっておりますが、これまでにも議会で示されています中期財政計画を基本に、現在建設が進む総合文化ホールや新庁舎の事業予算が盛り込まれ、今後の安来市の礎のための重要な予算であります。 また、安来市まち・ひと・しごと創生総合戦略の4つの基本目標に即した事業の推進は人口減少対策を最重要課題として捉え、多くの新規事業や事業拡充を安来市の実情に合った均衡ある発展と市民の福祉の増進が盛り込まれております。そして、これらは何としても人口減少を食いとめたいという積極的なまちづくりのあらわれであります。そして、さきの予算委員会において十分な審議を通じ、可決を認めます。 執行部におかれましては、合併特例債や過疎債等の有利な起債の期限が限られる中、スピード感を持って市民の皆様や議会に対し進捗状況を事細やかに示すなど、丁寧な説明をもってたゆまぬ努力で行政運営と今後の市民サービスのさらなる向上を目指すようお願いいたし、会派青雲の賛成討論といたします。
○議長(
田中武夫君) ほかに討論はありませんか。 11番永田巳好議員。 〔11番 永田巳好君 登壇〕
◆11番(永田巳好君)
一般会計予算の主要施策予算については評価するものであるが、2款総務費、1項総務管理費、6目企画費の庁舎建設事業費、10款教育費、5項社会教育費、6目文化芸術施設費、総合文化ホールについて、問題点を指摘させていただきます。 市長は庁舎建設事業費、当初25億円の予算でしたが、切川、今村に予定していた総合庁舎は55億円、庁舎跡地には新しいまちづくりも予定されていた。現在地建てかえ、分庁方式は安くつくはずでしたが、資材費等の高騰により庁舎建設総事業費44億3,400万円、防災公園整備総事業費5億7,000万円、合計50億400万円の見通しとなり、切川、今村に予定していた総合庁舎とはほぼ同程度の総事業費となりました。 千葉県習志野市、滋賀県高島市、愛知県新城市などの自治体は、建設事業費の増額により予定してた建築物を見送ったり、大幅に規模を縮小しています。安来市はそのままの建設事業費とし、このたびの庁舎は分庁舎にしては大きく、今後総合庁舎になるかと思ったりしています。 分庁方式は伯太庁舎、広瀬庁舎も維持管理を行っていかなければなりません。特に広瀬庁舎は昭和42年建築で、ことしで50年経過しますが、昨年12月発表の中期財政計画には建築するのか改修なのか、全く明確に示されていなく、明確になったのは現在地建てかえにより今村、切川地区の将来のまちづくりのために労力を費やした地区計画を廃止のために9号線までの切川バイパス道路開通はいつごろになるのかはっきりしない、これは安来市に与える地域振興策には大変な打撃になりました。 分庁舎を軸に新しいまちづくりをそれぞれの地域が均衡に発展できると出発した分庁舎方式の組織機構で近藤市政になり8年も残すことあと7年となりましたが、旧安来市、広瀬町、伯太町のそれぞれの地域が均衡に発展できているのか、実績、分析があればお伺いしましたが、成果評価を行っておられない伯太町、広瀬町といった過疎指定地域の皆さんには分庁方式ではなく、買い物、医療、介護等の生活サービス機能を低下しないよう現在の生活水準をいかに維持すること、人が減っても住んでいる人々の福祉が後退しないようにすることが重要で、もっときめ細やかな地域組織の充実に支援の目を向けるべきである。 明治22年4月1日に市制町村制施行以来、昭和の大合併、平成の大合併で平成16年10月1日に合併するまで、旧安来市、広瀬町、伯太町は分庁方式の組織機構を行わなかった。今より行政情報が難しい時代にもかかわらず、分庁方式の弊害を先人の皆さんはよく理解していたという結果であります。 総合文化ホールについて、本格的な人口減少を迎えた今、今後24年後、2040年は安来市の人口2万6,944人、若年女性人口1,950人、島根県では19年後には世帯主が65歳以上の高齢世帯のうち、ひとり暮らしが46.2%となる推定人口が出ています。今までの旧市民会館大ホール利用状況は、稼働率は平成23年度21.7%、平成24年度19.8%、大会議室の稼働率は、23年度30.4%、平成24年度22.8%であり、大会議室の稼働率は大変低いものです。このたびの大ホールは1,007人、小ホール300席、さらに市民会館跡地に200人から300人規模の収容施設が設置される予定であります。 総合文化ホール指定管理料は、平成28年から平成32年度までの5年間で6億1,000万円の債務負担行為、その他の費用は
管理運営費で拠出するとの予算案ですが、旧市民会館の市民会館管理業務は平成23年度一般財源1,110万6,772円で、平成24年度一般財源で903万3,436円で、NPO法人に業務委託をし、管理を行っていましたが、これからの総合文化ホール運営により生ずる経費と今までの市民会館運営費の差額一つをとっても、この差額は50年、60年は続くが、何をどのように行財政運営をされるのか、私はいまだホールの規模と財源が人口減少になる将来を見据えた規模であることを市長より納得する答弁をいただいていません。 市長が就任された平成27年10月より今年1月末で労働力人口3,207人と減り、官公庁の年間消費額1人121万円で計算いたしますと、38億8,000万円余りが減り、地域経済に確実に影響が出ています。労働力人口は減少して、一方高齢者人口は増加し、扶助費などが増額となります。市はますます持続的な財政運営は厳しくなる状況になりますというのに、中期財政計画を見る限り、当分は基金を取り崩し、年度の収支を合わせる。借金返済に充てる公債費は平成31年度より40億円を超え、財政の硬直度を示す経常収支比率も当分100%を上回る予定です。 財政規律を重んじた対応が必要であるにもかかわらず、現行の市民サービスに影響が生じないよう財政運営を行っていくことは十分可能であると答弁を繰り返し言い続けられましたが、基金があるまでは可能かもしれませんが、安来市はいまだ三割自治体と言われ、自己収入が30%台で、不足する経費は交付税に依存している財政力が弱い自治体では、社会情勢や国の動向に左右される。身の丈に合わない箱物施設は維持管理費が毎年膨らみ続けていきます。限られた財源を住民サービスの福祉向上に充てる経費がそれだけ削減となります。今後の行財政改革をさらに推し進めて、住民負担が多くなります。将来を担っていただく若者に対し、痛みを生ずることを危惧します。 以上、2予算に対して反対討論といたします。
○議長(
田中武夫君) ほかに討論はありませんか。 3番丸山征司議員。 〔3番 丸山征司君 登壇〕
◆3番(丸山征司君) 青雲クラブの丸山征司です。 議第35号平成28年度安来市
一般会計予算について、賛成の立場で討論いたします。 このたびの執行部が示された平成28年度当初予算案は、総合計画では安来市まち・ひと・しごと創生総合戦略や昨年末の中長期財政見通しと中長期財政計画に基づいて総合戦略の4つの基本目標に即した事業の推進を初め、来年の供用開始を控え、ちょうど今愛称募集中の総合文化ホール建設事業や、今カーテンで閉まってあるので見えませんが、ちょうど議場からも日に日に工事の進捗の見える安来庁舎建設事業など、緊急性、必要性の高い事業が盛り込まれており、将来の安来市の創造と再生を目指す予算編成だと思います。 特に、乳幼児等医療費の中学3年生までの無料化や従来の第3子4、5歳児の保育料無料に加え、一定所得以下の所得世帯の3歳未満の第1子と3歳以下の第2子と第3子以降の3歳以下の児童の保育料軽減や、特定不妊治療費も含む不妊治療費助成の拡充、おたふく風邪に対する予防接種を一回に限り無料にするなど、子育て支援の充実と拡充が図られています。 また、定住促進支援補助事業や補正対応される民間賃貸住宅建設補助事業や工業団地整備事業や就農定住パッケージ事業や新ご当地グルメ開発事業など、居住と雇用の場確保の新規事業が盛りだくさんです。また、緊急性、必要性の高い事業だけでなく、さらに既存の行政サービスにおいても質を下げることなく、地域と分野のバランスのとれた予算配分で安来市の実情に合った均衡ある発展と住民福祉の増進が期待できると思います。 島根発で提唱されている田園回帰1%戦略というものがあります。毎年人口の1%を取り戻せば地域は安定的に持続できると言われています。もっと言えば、安来市においては0.5%ほど人口流出を抑え、0.5%ほど人口流入させればいいのです。皆さん、そう考えるとできると思いませんか。代打逆転満塁サヨナラホームランみたいなのを狙わなくても1%ずつちゃんとつくっていけばいいのです。今回の予算の人口減少対策を最重要課題と捉えた枚挙にいとまがないほど多くの新規事業や事業拡充により、安来市がさらに住みやすく魅力的になり、住む人一人一人がここで住みたい、住んでよかったと実感するまちになり、人口減少問題が解消できることを願っています。 確かに今回の予算は昨年度と比べて14.3億円増の292億円で、過去最大で、今後の市の財政運営を心配される方もいらっしゃるかもしれません。しかし、これは先ほど述べましたとおり、中長期財政見通しはおり込み済みで、28年度は国政の動き、地方創生の動きに合わせて若干増加しましたが、今後の財政運営上、ほとんど影響ないとの説明を受けています。29年度以降、実質単年度収支がマイナスに転じる時期もありましょうが、この最大の要因は合併算定がえの特例の段階的な廃止による普通交付税の減額によるものです。一本算定は何年も前から、それこそ合併を選んだときから想定していたことです。だからこそこれまで基金を積み立て、合併特例債を有効活用してきて、来る歳入減に備えてきたのです。事業費増大のもととなる老朽化の進んでいた安来庁舎と市民会館の建てかえは、時期や手法に多少の差があっても、長期的に見ていずれ必ずしなければならないものでしたし、これまで特別委員会や議員懇談会など、その都度議会で諮り、合意形成を積み上げてきたものです。 今回の予算でも財政健全化の重要な指標である市の全体的な借金の支出を示す実質公債費比率の3カ年平均は15.2%と前年度比0.1ポイントほどの増、来年度も0.1ポイントほどの増で、中長期財政見通しでは平成33年度の16.1%をピークに、その後、右肩下がりに好転する見込みです。この一旦のピークは大型事業の集中による一過性のもので、過度に心配する必要はないでしょう。 以上のことから、議第35号平成28年度安来市
一般会計予算に賛成いたします。
○議長(
田中武夫君) ほかに討論はありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
田中武夫君) 討論ないものと認め、採決いたします。 本件に対する委員長の報告は可決であります。本件は委員長の報告のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。 〔賛成者起立〕
○議長(
田中武夫君) 起立多数と認めます。よって、議第35号は原案のとおり可決されました。 この際、しばらく休憩いたします。 そのままお待ちください。 午前11時51分 休憩 午前11時52分 再開
○議長(
田中武夫君) 再開いたします。 ただいまお手元に配付のとおり、追加議案として議第58号「
安来市部設置条例の一部を改正する
条例制定について」及び同第1号「安来市副市長の選任につき同意を求めることについて」並びに議第59号「
参議院選挙制度に対する意見書の提出について」の3件が提出されました。 お諮りいたします。 この際、これを本日の日程に追加し、直ちに議題といたしたいと思います。これにご異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
田中武夫君) ご異議なしと認めます。よって、本3件を本日の日程に追加し、直ちに審議することにいたします。
~~~~~~~~~~~~~~~
△
日程追加
○議長(
田中武夫君) 議第58号「
安来市部設置条例の一部を改正する
条例制定について」を議題として、執行部より説明を求めます。 清水
総務部長。 〔
総務部長 清水保生君 登壇〕
◎
総務部長(清水保生君) それでは、ただいまお配りいたしました議案つづりその3の1ページをお願いいたします。 議第58号
安来市部設置条例の一部を改正する
条例制定についてご説明いたします。 安来庁舎建設事業は、平成29年5月末の竣工に向けて工事も順調に進んでおります。そして、同年夏ごろには新庁舎での業務がスタートいたします。 来年度の本市の組織につきましては、今後庁舎建設に際し詳細な部署配置計画の効率的な策定や新庁舎でのスムーズな業務開始を図るため、新庁舎移行後を想定した新たな体制を早期に構築することとしたところでございます。これに伴い、内部組織の編成について定めております
安来市部設置条例について所要の整備を行うものでございます。 説明資料の新旧対照表をあわせてごらんください。 改正内容でございますが、現在産業振興部で所掌しております商工観光関連事務を政策企画部に移しております。また、これにあわせ、産業振興部の所掌事務のうち、これまで農業振興施策という一つの表現で整備をしておりました農林水産業分野については所掌事務をより明確にするため、林業や水産業等を分離して明記するなどの整備を行っております。また、部の名称からはその所掌事務の内容が対外的にもわかりやすいほうがよいという観点などから、産業振興部を農林水産部へ、また基盤整備部を建設部へそれぞれ変更しております。政策企画部につきましては、既存の定住部門と商工観光部門との連携を密にし、総合計画や総合戦略に基づく施策の企画立案から、今後はこれらを実施推進していくという意味合いを込めて、政策推進部としております。 附則として、この事例は平成28年4月1日から施行するものでございます。 あわせて、本条例改正に付随し、
安来市議会委員会条例第2条常任委員会の所管について所要の整備を行うものでございます。 以上、議第58号の説明といたします。よろしくお願いいたします。
○議長(
田中武夫君) 説明が終わりました。 本件について質疑はありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
田中武夫君) 質疑なしと認めます。 以上で質疑を終わります。 本件については、会議規則第36条第3項の規定により委員会の付託を省略したいと思います。これにご異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
田中武夫君) ご異議なしと認めます。よって、本件については委員会の付託を省略することに決しました。 これより討論を行います。 議第58号について討論はありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
田中武夫君) 討論ないものと認め、採決いたします。 本件は原案のとおり決することにご異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
田中武夫君) ご異議なしと認めます。よって、議第58号は原案のとおり可決されました。 同第1号「安来市副市長の選任につき同意を求めることについて」を議題として、執行部より説明を求めます。 近藤市長。 〔市長 近藤宏樹君 登壇〕
◎市長(近藤宏樹君) 議案つづりその3の3ページをお開き願います。 同第1号安来市副市長の選任につき同意を求めることについて。 安来市副市長新田典利は平成28年3月31日退職するため、次の者を選任したいので、地方自治法第162条の規定に基づき、議会の同意をお願いするものであります。 その人は、住所が●●●●●●●●●●●●●、氏名が森脇光成、生年月日は●●●●●●●●であります。任期は平成28年4月1日から平成32年3月31日であります。どうかよろしくお願いいたします。
○議長(
田中武夫君) 説明が終わりました。 お諮りいたします。 本件については、質疑、委員会付託及び討論を省略し、直ちに採決したいと思います。これにご異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
田中武夫君) ご異議なしと認めます。よって、これより採決いたします。 本件について原案のとおり同意することにご異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
田中武夫君) ご異議なしと認めます。よって、同第1号につきましては原案のとおり同意することに決しました。 この際、本人がお見えですので、ご挨拶をいただきたいと思います。
◎副市長(森脇光成君) 一言ご挨拶をさせていただきます。 先ほど副市長の選任にご同意をいただきました森脇と申します。まことにありがとうございました。 副市長の重責を考えますと、まさに身の引き締まる思いでございます。副市長就任の上は近藤市長を補佐し、安来市の発展と市民の皆様の安寧のため誠心誠意努めてまいる所存でございます。市議会の皆様におかれましては、格別のご指導を賜りますようお願いを申し上げ、ご挨拶とさせていただきます。よろしくお願いいたします。(拍手)
○議長(
田中武夫君) 議第59号「
参議院選挙制度に対する意見書の提出について」を議題として、提出議員の説明を求めます。 遠藤孝議員。
◆19番(遠藤孝君) 議第59号
参議院選挙制度に対する意見書の提出について、提案者を代表して提案理由を申し上げます。 意見書につきましては、お配りのとおりでありますので、お目通しくださいますようお願いいたします。 本年平成28年行われます参議院通常選挙において、現憲法下では初めて島根県と鳥取県、徳島県と高知県の合区での選挙が実施されようとしております。これは一票の格差問題に対する最高裁判所判例での違憲状態であるという司法判断を踏まえた法でありますが、参議院憲法審査会の審議過程では参議院に地域代表としての性格を持たせるべき等、司法を重視する意見もあり、あり方を含めた議論が行われるべきであり、十分な議論もなく、47都道府県の一部にのみ合区を行うことは司法を軽視するものと言わざるを得ないと思います。 よって、参議院選挙の制度の見直しを検討するに当たっては、地方の声が確実に国政に反映されるよう強く要望するものであり、地方自治法第99条の規定によりお配りの意見書を関係行政庁へ提出するものであります。 以上、議第59号の説明といたします。どうか議員諸氏の賛同をお願い申し上げます。
○議長(
田中武夫君) 説明が終わりました。 質疑はありますか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
田中武夫君) 質疑なしと認めます。 お諮りいたします。 本件については委員会付託を省略、直ちに採決したいと思います。これにご異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
田中武夫君) ご異議なしと認めます。よって、本件については委員会の付託を省略することに決しました。 これより討論を行います。 議第59号に対し討論はありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
田中武夫君) 討論ないものと認め、採決いたします。 お諮りいたします。
意見書提出に賛成の議員の起立を求めます。 〔賛成者起立〕
○議長(
田中武夫君)
全会一致により議第59号は可決されました。
~~~~~~~~~~~~~~~
△日程第5
○議長(
田中武夫君) 日程第5、諮第1号「
人権擁護委員候補者の推薦につき意見を求めることについて」を議題として、執行部より説明を求めます。 近藤市長。 〔市長 近藤宏樹君 登壇〕
◎市長(近藤宏樹君) 議案つづり144ページをお開きください。 諮第1号
人権擁護委員候補者の推薦につき意見を求めることについて。 人権擁護委員山中英三、石飛玲子は、平成28年3月31日に任期が満了するため、次の者を候補者として推薦したいので、人権擁護委員法第6条第3項の規定に基づき議会の意見を求めるものであります。 その人は、住所が●●●●●●●●●●、氏名は山中英三、生年月日は●●●●●●●●であります。次の者は、住所が●●●●●●●●●●●、氏名は山本敏枝、生年月日は●●●●●●●●であります。 なお、このたび松江支所法務局管内における委嘱発令が1月と7月の年2回に統一されたことによりまして、任期は平成28年7月1日から平成31年6月30日となります。ただし、6月30日までは人権擁護委員法第9条により、前任者が人権擁護委員としての職務を行うこととなっております。どうかよろしくお願いいたします。
○議長(
田中武夫君) 説明が終わりました。 お諮りいたします。 本件については、質疑、委員会付託及び討論を省略し、直ちに採決したいと思います。これにご異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
田中武夫君) ご異議なしと認め、採決いたします。 本件につきましては原案による者を適任と認めることにご異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
田中武夫君) ご異議なしと認めます。よって、諮第1号につきましては原案のとおりによる者を適任と認めることに決しました。
~~~~~~~~~~~~~~~
△日程第6
○議長(
田中武夫君) 日程第6、閉会中の
継続審査及び調査についてを議題といたします。 各常任委員会及び議会運営委員会の委員長から、お手元に配付のとおり閉会中の
継続審査及び調査の申し出があります。 お諮りいたします。 各委員長から申し出のとおり閉会中の
継続審査及び調査に付することにご異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
田中武夫君) ご異議なしと認めます。よって、各委員長から申し出のとおり閉会中の
継続審査及び調査に付することに決しました。 以上で日程の全てを終了いたします。 この際、新田副市長より発言の申し出がありますので、これを許可いたします。 新田副市長。
◎副市長(新田典利君) お時間をいただきまして、一言お礼を述べさせていただきます。 こうしてこの議場で発言をさせていただきますのも最後となりました。3月いっぱいをもちまして退職をさせていただきます。 3年前のちょうど同日22日でございました。この議場の場で議会の皆様方に同意をいただきまして、安来市政にかかわらせていただくこととなりました。 近藤市長の補佐役として円滑な市政運営の道筋を立てるという、そうした重責を日々この身にひしひしと感じながらあっという間の3年間でございました。振り返ってみますと、着任早々から市長の命を受け、切川開発の地元に入らせていただき、地元の皆様とかかわらせていただきまして、何とか3大事業の流れが具体的に動き出せる運びとなり、それに合わせたように県の切川バイパスの事業も再開の運びとなりました。 また、中海ふれあい公園の決着あるいは原発周辺自治体の幹事役として島根県との覚書締結に至った調整、さらにこれは青天のへきれきではございましたが、着任早々の年に市長の職務代理者として12月議会の運営に臨ませていただきました。さまざまな多くの出来事にかかわらせていただきました。 安来市の副市長という立場の3年間は私の公務員生活の中で忘れがたい貴重な3年間であり、人生の中での思い出深いときを安来市民として、また皆様方とともに過ごさせていただきました。議会の皆様方とはそれぞれの立場上、さまざまな局面がございました。常任委員会の副市長出席というのは正直面を食らいましたが、そのおかげで今では恒例となっております意見交換会に出席をさせていただき、一つの楽しみでもありました。皆様方と親交をしっかり深めさせていただいたと思っております。 このたび安来市を去るに当たりまして、やはり総合戦略の行く末が気にはなっておりますが、議会の皆様方、そして市民の皆様方とともに安来市の未来を私とともに3年間苦楽をともにした職員の皆さんが必ずや奮闘するものと信じております。安来市の未来を築いてくれるものと信じて疑いません。 副市長就任以来、さまざまなことに直面しながらも、その都度ご理解、ご協力をいただきました議会の皆様方に深く深く感謝を申し上げ、また私がバトンを渡すこととなった森脇さんをぜひ盛り立てていただきますことをお願い申し上げまして、4月からは安来市の応援団として可能な限り支援を覚悟しております。私の退任に当たってのお礼のご挨拶とさせていただきます。本当にお世話になりました。ありがとうございました。(拍手)
○議長(
田中武夫君) 新田副市長におかれましては、3年間大変にご苦労さまでございました。島根県にもお帰りの後、やはり安来市政に目を向けていただきまして、県職員としての立場からもまた応援いただきますようによろしくお願い申し上げます。 閉会に当たって、市長より発言の申し出がありますので、これを許可いたします。 近藤市長。 〔市長 近藤宏樹君 登壇〕
◎市長(近藤宏樹君) 閉会に当たり、一言ご挨拶を申し上げます。 去る3月1日から本日までの第82回市議会定例会におきまして、平成28年度の各会計当初予算案を初め、提案いたしました諸議案につきましては慎重かつ熱心なご審議を賜りまして、本日全ての案件をご議決いただきまして、ありがとうございました。 また、今年度の特別交付税確定額の内示がございました。その額は11億1,900万円余でございます。予算額に対して大幅な増であります。市議会議長初め、議員各位のご支援のたまものと感謝申し上げます。まことにありがとうございます。 新年度予算につきましては、292億円の合併後最大の大型予算となります。新年度は第2次総合計画、安来市まち・ひと・しごと創生総合戦略に基づき、「人が集い未来を拓く ものづくりと文化のまち」を目指し、安来市としてさらなる一歩を踏み出す重要な年であります。各種の人口減少対策を盛り込んだ新年度予算を初め、ご議決いただいた諸案件につきましては今後迅速、適切な執行に努めるとともに、政策効果を上げ、市民福祉の向上につなげていかなければならないと考えております。引き続き議員各位のご協力をお願いいたします。 さて、桜の開花が話題となる季節になりました。市内各地で春のイベントが開催されます。4月1日から3日まで広瀬と伯太を会場に、安来のひなめぐりが開催されます。期間中は城下町の風情を残す町並みの家々におひなさまが飾られます。また、4月10日には伯太チューリップ祭が開催され、多彩なイベントが予定されています。議員の皆様におかれましても、春のイベントを満喫いただきますとともに、市勢振興に一層のご理解、ご協力を賜りますようお願い申し上げます。 最後になりますが、この3年にわたり多大なるご尽力をいただいた新田副市長が3月末で退任されます。特に市庁舎建設を初めとする3大事業の推進や第2次総合計画、地方創生総合戦略の計画策定、島根県との間で懸案であった切川バイパス、中海ふれあい公園事案の解決、原子力防災対策など、今後の安来市にとって重要な課題に取り組んでいただきました。その功績に対し、市民を代表いたしまして心からお礼を申し上げる次第でございます。ありがとうございます。まことにありがとうございました。この後の新田副市長のご活躍をご祈念申し上げます。 以上、閉会の挨拶とさせていただきます。ありがとうございました。
○議長(
田中武夫君) 以上をもちまして第82回
安来市議会定例会を閉会いたします。 ご苦労さまでした。 午後0時17分 閉会 以上、会議の次第を記載し、その相違ないことを証するため署名する。 平成 年 月 日
安来市議会議長
安来市議会議員
安来市議会議員...